流通・ITソリューション事業部のブログ
Original

Pepperアプリ開発物語 ~ママエンジニアが作る読み聞かせアプリ~

チームにPepperがやってきた!! 


最近、あちらこちらで見かけるようになったPepperですが、実は当社にも1人います。今年4月より当部門にジョイン、それを機に、Pepperワーキンググループが立ち上がりました。
ワーキンググループでは、Pepperのアプリの開発を行うコレグラフ(Choregraphe)を一から学ぶところから始めました。コレグラフは、Pepperを動かすためのGUI(Graphical User Interface=アイコンを組み合わせて利用する形式)です。秋葉原にある「Pepperアトリエ秋葉原 with SoftBank」のセミナーを3コマほど受けると簡単なプログラミングができるようになります。
 
※定義の正確さよりも理解のしやすさを優先させていますことをご了承ください。

 

これまでに作成したアプリ

これまでにチームで作成したアプリをご紹介します。

 

【今日の名言・格言アプリ】

Pepperの頭を触るとランダムで名言・格言を発言しそれに合わせた画像を胸のパネルに表示します。

 

【朝の挨拶アプリ】

Pepperに近づくと挨拶をします。

 

【Concurデモアプリ】

展示会用に作成しました。デモンストレーションをしながら製品(Concur)の紹介をするアプリです。Pepperに気がつかれて足を止める方、写真を撮られる方など、特に女性モテモテでした。

展示会場でお客様をお迎えしたPepper

 

【読み聞かせアプリ】

読み聞かせとは、小学校の朝の時間に保護者が読み聞かせをする活動です。私はこの活動に参加する中で、「どんな本を読んだら子供達が喜んでくれるかな?」という悩みがありました。そんな時に、学校向けにPepperを貸し出す"Pepper社会貢献プログラム"が始まり、私の子供たちが通っている小学校にもPepperがやってきました。「これはチャンス!」と思い、先生に読み聞かせアプリ作成のお話をして承諾を頂き、読み聞かせアプリを作成することになりました。やったー!!

 

読み聞かせアプリでやったこと

読み聞かせアプリで実現したことをご紹介します。

  • 絵本の内容を読み上げる
  • 紙芝居のように胸のパネルに絵本の各場面を表示する
  • 物語の内容に応じて身振り手振りで体を動かす

コレグラフのプログラム自体は、簡単な作業の繰り返しだったのですが、絵本のページ数が48ページと多く、セリフの入力と表示の設定が大変でした。でも、難しくはないです。

コレグラフの画面、アイコンを選んで、何をするか設定、組み合わせて行きます

 

リハーサルって大事

コレグラフでプログラムを作成したら、Pepperで確認をします。保護者会後の時間などを利用し、先生方にもアプリの出来栄えを確認していただきました。先生ならではの視点で、貴重なご意見をいただき大変助かりました。

 

いただいたご意見 内容 対策
話すスピードが早い 3年生を対象としていたので、当初の設定では早口すぎて聞き取れないのでは? Pepperが話すスピードを下げる変更をしました(Sayコマンドを利用しています)
声の音量が小さい 30名以上が聞くには音量が小さ過ぎるのでは? アプリに組み込むと常に音量が大きくなってしまうため、読み聞かせをする前に、Pepperの本体の設定で音量を上げるようにしました

 

読み聞かせなのに何を言っているのか分からないのは、とても残念な事態です。実機を使ってリハーサルをしたことで、読み聞かせ本番に向けて、大事なポイントを改良できました。

 

いよいよ読み聞かせ当日!

いよいよ読み聞かせ当日です。

一緒に活動している読み聞かせボランティアの保護者の皆さんも参観いただきました。

教室にPepperを持ち込むと音漏れなどで他のクラスに迷惑がかかるとのこと、PC教室をお借りすることになりました。会場によって様々ですが、実際にやってみると色々と気づきがありました。

さて、読み聞かせが始まりました。子供たちは終始、静かにPepperの読み聞かせに聞き入ってくれましたが、話に合わせてPepperが身振り手振りをするごとに「わー!」と歓声が上がる盛り上がりをみせてくれました。

「 Pepper、おつかれさま!」

 

子供たちみんなの視線を受けながら大役をつとめるPepper

 

当社がお手伝いできること

Pepper社会貢献プログラムに参加している小学校では、4年生以降の授業でPepperを取り入れることが必要だそうです。先生方はパソコンやプログラミングに詳しい方ばかりではありません。私でお手伝いできることがあったら、とのお話をさせていただきました。

 

皆さんのお近くに、活躍の場面がなく寂しくしているPepperはいませんか?。

当社が活用方法の企画・検討からご一緒させていただきます。ご興味がありましたらお気軽にご相談ください。

 

<関連記事>

お客様のご都合に合せたお問合せ実現「AIを利用したお問合せ業務の研究開発」のご紹介

チャットボットによる効率化「今注目を集めているチャットボットって何だろう?」のご紹介

本件の説明をご希望の方は、こちらのお問合せフォームよりお願いいたします。

 

[商標] 会社名、製品名、サービス名等は、各社の登録商標または商標です。

吉田 映美

吉田 映美

新しいテクノロジーに触れる部門でBotの研究開発を担当。3人の子供を持つママで、チームメンバと助け合いながら日々奮闘中。最近はPepperの開発も担当中。

この内容で送信します。よろしいですか?