Original

IoTPCでシェアリングエコノミーに適したプラットフォームコンセプト発表

来る 2017 年 12 月 19 日 (火) に虎ノ門ヒルズフォーラムにて、IoTパートナーコミュニティフォーラム(http://uhuru.co.jp/event/iotpc-forum-2017/)が開催されました。GMOグローバルサイン、GMOインターネット、セゾン情報システムズの3社で取り組んでおりますブロックチェーンワーキンググループ(以下WG)にて、「サステナブルエコノミープラットフォーム」コンセプトを発表いたしました。そちらの模様をお伝えします。



発表全体概要

WGリーダーのGMOグローバルサイン乾さんより、「2017 年 6 月 20 日に公表いたしました宅配ボックスなどの新しい取り組みの振り返り、なぜブロックチェーンなのか?の概要を前半パートで発表いただきました。

中盤パートでセゾン情報システムズブロックチェーンラボ清水より「Connected Key」について、その特徴、ビジネス機会、システム概要(アーキテクチャー)、今後の応用例について発表しました。

最後に、GMOインターネット内山さんより、ブロックチェーン基盤である「Z.comCloudブロックチェーン」の概要、特徴、オープンソース提供プロジェクトについて発表いただきました。


「Connected Key」

その中から、セゾン情報システムズ主任担当の清水が発表した「Connected Key」についてご紹介します。

セゾン情報システムズ ブロックチェーンラボ 清水 主任担当


前回実証した成果のビジネス応用例について議論を進める中、新しくモノを作り出す社会ではなく、既存の資産をより長く有効的に活用していこうという流れがあり、そのサステナブル性にブロックチェーンが適しているのではという認識から、ブロックチェーンの「従来のシステムより低コストで安定したシステムが構築可能」という特性を活かし「シェアリング」の可能性についてチャレンジしました。

ユースケースは以下の3点。いずれも施錠・解錠にブロックチェーンを適用することにより、貸し手、借り手の双方にメリットのあるエコシステムが実現可能となります。

  • ハウスシェア
  • カーシェアリング
  • 自転車シェアリング


「Connected Key」はブロックチェーンの特性を活かして実現する「サステナブルエコノミープラットフォーム」(※サステナブルエコノミー:環境保全に配慮した持続可能な経済)であるというコンセプトの元、大きく以下の2点を実現します。

  • 鍵の開閉、電源のON/OFFをIoTにて実現
  • デジタル化された鍵の受け渡しや共有を分散型台帳技術(DLT)を用いて安心、安全に実現


シェアリングサービスの現状課題である事業者ごとのシステムを用意する負荷、物理鍵の管理コスト、セキュリティの懸念を解決します。


共同プラットフォームによるサステナブル効果

  • 事業者は個別のシステムを用意・運用する必要がない。
  • ブロックチェーンの永続構造特性により、利用者が存在する限りシステムを稼働し続けられる可能性がある。
  • IoT化により物理鍵の受渡し不要、非対面取引の実現が可能になる。

セキュリティへの対応

  • デジタルキーのため、利用者は自身のパスワードさえ保護すれば鍵の紛失や悪用のリスクが低減される。
  • 証跡は必ず残り、誰にも改ざんできないため、不正を防止するガバナンスとなる。
  • 証跡はブロックチェーン上に保護されるが匿名性は担保される(個人情報は公開されない)。


ブロックチェーン「南京錠」デモ

ブロックチェーンを使ったデジタル南京錠の概要


実際にブロックチェーンに書き込んで南京錠の開錠を実演


「シェアリングセグウェイ」デモと今後

会場の都合で実演は叶いませんでしたが、概要図でご紹介したユースケースを動画でご紹介しました。


今後の「Connected Key」のビジネス活用事例として以下のようなケースを想定しています。

  • 「スペース」のシェア
    • 会議室、個室・賃貸ルーム、駐輪場・駐車場、倉庫・コンテナ
  • 「乗り物」のシェア
    • サイクル、カー、今回のセグウェイなどの小型モビリティ


最後に

IoTパートナーコミュニティフォーラムにご来場いただきありがとうございます。今回は過去のシーズン1、シーズン2と続けて来たパートナー内での発表から、広く一般の方にもご参加いただいて発表した初めての会になります。

より多くのパートナー様と「協創」を進めていくためには、オープンな情報交換と活動が必要であろうと思います。今後ともご支援のほどよろしくお願いします。


<関連記事>

セゾン情報システムズでは、ブロックチェーンを中心に、IoT、AIと幅広い分野で研究開発を進めております。こちらから関連記事をご覧いただけますので、よろしければご一読ください。


本件の説明をご希望の方は、こちらのお問合せフォームよりお願いいたします。


[商標] 会社名、製品名、サービス名等は、各社の登録商標または商標です。

STORESサイト担当

STORESサイト担当

STORESサイトの運営担当者、リリースのブログ記事、ニュース、コンテンツの編集、サイト全体の作成を担当。たまに、自分で記事を書くこともある。他職種から転進した駆け出しマーケター。

人気記事ランキング

タグ

アーカイブ

カテゴリ