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レガシーをモダンに!"システム更改"を成功に導くデータ連携

長年運用して来られた社内システムが更改時期を迎えようとする時、システムご担当者は次の仕組みをどうするか頭を悩ませます。多額の投資をして新システムを開発するのか、必要な個所だけ手当をして数年しのぐのか、それとも今は我慢で更改を先送りするのか…

当社も基幹システムに某ERPパッケージを使っており、更改時期を迎えた際に様々な選択肢を検討しました。結果、ERPパッケージ(レガシーシステム)はそのままに、データ連携基盤を通じて外部システム(モダンシステム)と連携するという新モデルを構築するにいたりました。

レガシーとモダンを統合したシステム更改した事例を、今回特別にお届けします。


※本記事では当社セゾン情報システムズのグループ、アプレッソ社の「DataSpider Servista」をを取り上げますが、システム更改における選択肢としてデータ連携を軸にする考え方をお伝えすることを主眼にしております。他ソフトウェア(ツール)を導入済みであれば、ご自身が普段ご利用されているものに読み替えて読み進めていただけますと幸いです。


近年のシステム更改における課題

昨今のアプリケーションは、スマートフォン向けのアプリケーションやWebからのアクセスが可能なクラウドベースで提供されることが増えています。

一方で、お客様のビジネスを担う基幹システムは、クローズドのデータセンターに設置され、自社の要件に応じてオーダーメイドでシステム開発したオリジナルがまだまだ多いことでしょう。

例えば、経費精算システムをクラウドネイティブなサービスに更改しようするケース。世の中にはいくつかのスマートフォンアプリがあり、Webでも利用でき、モダンなユーザーインターフェースのサービス、これまで従業員が苦労していた経費精算業務を劇的にモダンに改善できます。

一方、プロジェクトを進める上で避けて通れないのが基幹システムとのデータ連携です。従来は社内に閉じた環境で実現てきていた経費精算システムをモダンなクラウドサービスに移行することで、オンプレミスの社内システムとクラウドサービス間のデータ連携(例えば経費の勘定科目や従業員マスタ、実際に発生した経費データ等)が必須となります。

このような話は経費精算システムに限らず発生します。クラウドサービスと自社システムの連携。これを発生都度ITベンダーに依頼していたのでは、納期・費用などの問題により変化の早い時代に即応できるとはとても言えないでしょう。ITベンダーに頼らず、それらの課題を解決するレガシーを変えない"データ連携によるモダン環境"の実現についてご紹介します。


"データ連携によるモダン環境"とは…

百聞は一見しかず、図解すると以下になります。図の解説を通してご説明します。



お分かりいただけるでしょうか? モダンなクラウドサービスのアプリケーション層(図ではクラウド環境)とオンプレミスの基幹システム(図ではERP環境)の間に、データ連携基盤をはさむことで上下の層を繋ぐ、レガシーとモダンを繋ぐ構成になっています。これが"データ連携によるモダン環境"のイメージです。

レガシーなオンプレミス環境のアプリケーションは償却時期が来れば横にスライドしクラウドへ、データ連携基盤はその際のデータ移行にも絶大な威力を発揮します。そちらについては別の機会にお届けできればと思います。

では、どのようにシステム更改していくのか、簡単にご紹介します。

※図中の「経営ダッシュボードの見える化(事例)」を公開しておりますので併せてご覧ください。
Tableauに変えれば会社が劇的に変わる?!経営ダッシュボード事例


"データ連携によるモダン環境"とシステム更改

冒頭で例にあげた経費精算クラウドサービスのケースでお話しします。

ステップ1:本論とは直接関係がないので詳述しませんが、経費精算のクラウドサービスの事前設定を行います。それでは経費の入力は出来ても、基幹システムへデータ連携されていない片手落ちの状態です。

ステップ2:次ステップとして(並行でも出来ます)、データ連携基盤を準備します。この際、ポイントになるのはノンプログラミングで自社メンテナンスが可能、つまり"内製化"を進められるデータ連携ツールを選定することがポイントです。当社ではグループの「DataSpider Servista」で実現しています。"内製化"をする理由は以下で公開しておりますので、是非ご覧ください。

お客様にデータ連携の自由を!"内製"の課題とその処方箋

ステップ3:経費精算クラウドサービスが公開しているインターフェースにデータ連携基盤から接続、ノンプログラミングで設定したデータ変換を行い、基幹システム接続用のアダプター(部品)を通してデータ連携する、シンプルに言えばこの3ステップで完了です。

ITベンダーへ外注する場合は、基幹システムへ手を入れる改修が必要になるため、このようにシンプルには進められないのではないでしょうか? これは新たに追加のクラウドサービスを導入する時に、より大きな効果を発揮します。なぜなら、データ連携基盤を1度準備してしまえば、ステップ2をスキップできるためです。

ご紹介したシステム更改に向けた取り組みを通して"データ連携によるモダン環境"の実現を是非お客様のシステム環境で実現してください。


最後に…

最後までお読みいただきありがとうございます。ここまでデータ連携によるモダン環境をどのように実現するのか、課題と実現に向けたポイントをお伝えしました。

当社グループの「DataSpider Servista」は、ご紹介したレガシーとモダンのギャップを繋ぎお客様のシステム更改の柔軟性を大幅に向上するツールです。様々なデータや新旧環境へ簡単にアクセス出来るアダプターを豊富に揃え、ノンプログラミングでGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)による設定を行うことでデータ連携が実現できます。また、アダプターは最新テクノロジーに対応するため、常にバージョンアップされています。ブロックチェーンや手書き文字認識などとの連携にもチャレンジしています(以下関連記事をご覧ください)。

この記事はデータ連携によるモダン環境の実現を中心にお話ししましたが、お読みいただき「DataSpider Servista」に興味を持った、または活用できそうなイメージが広がったということがあれば、是非お問合せフォームからご相談ください。


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文中でもご紹介しておりますが「データ連携」コンテンツをシリーズで公開しています。是非ご覧ください。

<関連記事>

DataSpiderに関するコンテンツはこちらをご覧ください。新たにどのような分野に取り組んでいるかについて併せてお読みください。上記の中から多くの反響をいただいた以下のコンテンツをご紹介します。


例でご紹介した経費精算クラウド、当社は「Concur(コンカー)」導入のパートナーです。ご興味がありましたらこちらもご覧ください。

データ連携に関する概要をご確認されたい方は、こちらのページをご参照お願いします。

本件の説明をご希望の方は、こちらのお問合せフォームよりお願いいたします。


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STORESサイト担当

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STORESサイトの運営担当者、リリースのブログ記事、ニュース、コンテンツの編集、サイト全体の作成を担当。自ら記事も書く。他職種から転身した駆け出しマーケター。

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