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「Alexaスキルアワード2018」の最優秀賞と特別賞を受賞!

株式会社セゾン情報システムズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:内田 和弘、以下、セゾン情報システムズ)は、「Amazon Alexa Skill Awards 2018」において、「最優秀賞(法人開発者)」と「特別賞」の表彰を受けましたことを発表いたします。セゾン情報システムズでは、社員の心身の健康および業務生産性向上施策の一環として社員向けにリフレッシュルームを運営しております。この度、データ連携ソフトウェア「DataSpider」と Amazon Alexa の VUI(ボイスユーザーインターフェース)を活用し、運営に携わる障がい者向けのマッサージ業務支援スキルを構築いたしました。本スキルは業務の自動化・効率化だけでなく、障がいをもつ社員が自立的かつ主体的に働くことができる環境の提供も目的としており、技術的完成度に加えその社会的有効性が評価されました。

※写真はリフレッシュルームで実際に稼動している「クイックちゃん」


「Amazon Alexa Skill Awards 2018」について

Amazon Alexa Skill Awards 2018 は Amazon.co.jp が、Alexa の開発者と共に、Alexa スキルの可能性を広くお伝えすることを目的に設けたコンテストです。

「Alexa スキル」は世界では 4 万 5 千以上、日本では 1,000 以上のスキル(2018 年 9 月末時点)が開発されており、スキルの数は日々増え続けています。本開発コンテストを通じ、多くのユーザーにとってさらに魅力的なスキルが提供され、Alexa を通じテクノロジーと人がもっとつながりあう未来が来る事を楽しみにしております。

<参考サイト>
http://alexaskillawards.jp/
https://amazonalexaskillawards.splashthat.com/

< 結果詳細 >


開発の背景

セゾン情報システムズは、障がい者の能力や適性を活かし伴に働くことができる環境を整備し、2008 年以降、鍼・マッサージの資格をもつヘルスキーパーを採用して、障がい者雇用を推進しています。

リフレッシュルームは、ヘルスキーパー 3 名と、スタッフ数名で運営をフォローしています。ヘルスキーパーの 3 名は、ブラインドやロービジョンなどのため、クイックマッサージの運営にはいくつかの課題がありました。ヘルスキーパー側は、次のマッサージ受診者を把握することが困難でした。また、受診者に直接確認することはやや抵抗があり、円滑なコミュニケーションをはかりにくい現状がありま した。受付や呼び出し業務には、晴眼者のフォローが不可欠であり、業務支援の工数が必要となっていました。そこで、Amazon Alexa の VUI を最大限に活用したマッサージ業務支援スキル「クイックちゃん」を開発しました。


マッサージ業務支援スキルの開発

VUI は、ブラインドやロービジョンの方を支援する上で最適な UI となります。Amazon Alexa の VUI と多種多様なデータやシステムとの連携に、プログラムコードを書くことなく GUI 上での操作だけで開発できるデータ連携ソフトウェア「DataSpider」を組み合わせて活用することで、自動化・効率化を実現することができます。マッサージ業務支援スキルは、これまで台帳(紙)で行っていた受付処理はカードリーダーでの読み取りに置き換え、読み取った社員データを Amazon DynamoDB に格納します。

ヘルスキーパーは Amazon Alexa に話しかけるだけで、マッサージを待っている利用者を順次呼び出すだけでなく、待ち人数、呼び出し中の社員情報、これまで完了した人数も知ることができます。

利用者はチャットツールなどで順番の通知を受けることができ、急遽都合がつかなくなった場合などは、チャットボットを経由して受診をキャンセルすることもできます。また、チャットボットを経由することで、待ち人数や待ち時間など双方がステータスを確認することができるようになり、施術時間を有効に活用できるようになりました。


導入効果

マッサージ業務支援スキルを導入することで、以下のような効果がありました。

< ヘルスキーパー側 

  • 運営側のフォローなく、ヘルスキーパーの自立的運営が実現できました。
  • ヘルスキーパー全員が利用者の氏名を確認・共有することが可能となったことで、円滑なコミュニケーションに繋がり、サービスレベルが大幅に向上しました。
  • より快適な環境でマッサージ業務を行うことが可能となりました。

< 運営側 >

  • フォローする工数が年間 192 時間削減でき、台帳(紙)の管理やデータ転記といった関連作業を効率化できました。
  • 受診履歴の電子化により、利用者の傾向を分析し、利便性向上のための様々な施策を立てることができるようになりました。

< 利用者側 >

  • 施術・受診状況が電子的に可視化されたことで、適切な時間にマッサージを受けることができるようになり、業務時間を有効に活用することができます。
  • 施術時間を有効に利用できたことにより、これまで 1 日 37 人の利用が限界だった人数が21.6%増加し、45 人まで受診可能となりました。
  • 自動運用が口コミで広がり、これまでリフレッシュルームを利用したことがなかった社員も訪れるようになり、社内交流に繋がっています。


今後の展望

現在、ビジネスにおける IT 活用が進み、各社では業務自動化や効率化の実現がこれまでになく求められています。セゾン情報システムズは、「DataSpider」と VUI を組み合わせることにより、障がいをもつ社員の自立した働き方改革の可能性を実感しました。今後も、社員の利便性向上や満足度の向上および業務の効率化に取り組んでまいります。


※本件に関わる説明を希望される方は、こちらからお問い合わせをお願いいたします。



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