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今からでも遅くない!流通の要、EDIの基礎知識と導入のすすめ

1980年代から普及してきた「EDI」ですが、最近2024年問題等もあり再び注目を集めています。多くの企業で既にEDIが導入されているため皆様はご存知だと思いますが、「EDIって何?」「聞いたことあるけどよくわからない」という方に向けて、今回はEDIを紐解いてみましょう。


EDIとは

まず初めに、そもそもEDIとは何なのでしょうか。一般的なEDIの定義から見ていくことにしましょう。

多くのEDIの説明では以下のように書かれています。
「Electronic Data Interchange」の略で、日本語で言うと「電子データ交換」のことです。
正直、理解できませんよね…

この段階で説明を読むのをやめてしまう方々も多いのではないでしょうか。本記事では可能な限りシンプルに分かりやすくご説明することに努めますので、最後まで読んでいただけると幸いです。

EDIとは簡単に言えば、「受発注や請求などの商取引のデータを、従来のFAXや電話、書類のメール送信・郵送といった方法で受け渡しするのではなく、自社とお取引先のコンピュータをネットワークで繋ぎ、データ形式でお互いに受け渡しをするシステム基盤のことです。

各種取引情報(受注・発注、出荷・納品等)の受け渡しが多量に発生し、この処理を紙や電話・FAX・メールで業務を行うと手間・コストが多大な負担になります。EDIはコンピュータ・ネットワークを通して、各種取引情報を受け渡しするため様々な効果があります。

ここでは、EDIのもたらす効果を5点ご説明します。


EDIがもたらす5つの効果

1. お取引先との取引業務効率化にはEDI導入が手っ取り早い!

まずは、EDI導入のBefore & Afterに関して、図を用いて比較したいと思います。

【Before】 EDIを導入していない企業間取引の例


このように、紙やメール・郵送ベースの取引には、両社に大きな負担がかかります。取引が多ければ多いほど、この業務が日々の仕事を圧迫していることかと思います。そこで、EDIを導入すると、どのように改善されるのでしょうか。


【After】EDIを導入した企業間取引の例

EDIを導入することで、受発注のための伝票を作り、郵送やFAXをする必要がなく、また発注内容等の手入力も不要となり、企業間取引をまとめて効率化できます。そのため、取引が多くなればなるほど、EDIは必要不可欠なものになります。


2. データ品質の向上と顧客満足度の向上

従来の人を介しての業務では、手作業ですから、社内システムへの誤入力、伝票への記入ミスなど、どれだけ作業をマニュアル化していてもミスをゼロにすることは難しいです。EDI導入により手作業が減りデータ品質が向上しますし、従来データ不備によって引き起こっていた発注・納品遅延等の問題が解決され、顧客満足の向上にもつながります。


3. コスト削減

従来の手作業をベースとした業務だと、「FAXを送る、電話を掛けて担当者に伝える、、紙の書類を封筒に入れ、切手を貼って発送する」、受け取った伝票を手入力するといったような手作業を、毎日実施する必要があり、多くの手間と時間が必要です。

これらの作業をEDI化し、人による手作業をせずに済むような仕組みにできれば、人件費を大幅に削減できます。また同時に、電話回線費用や紙・切手代に関しても削減できます。

また、人が行う業務に比べ、圧倒的なスピードでの業務処理が可能になり、今後の取引増大に耐えうる基盤を構築することができます。特に流通業における多種多様な商品発注や、一日複数回に分けて実施される発注・納品作業等、様々な要求に応えるためには、EDIは必要不可欠な仕組みとなるのではないでしょうか。


4. 電話回線の廃止への早期対応

NTTは、公衆回線のIP網への移行(INS回線でのデータ通信終了)を2024年に行うことを発表しました。その発表により、EDIにおいてもINS回線からインターネット回線への移行が必要となり、既にEDIを導入済みの企業にとって大きな課題となっています。

2024年はまだ遠い未来だと思われていらっしゃる方も多いと思いますが、業界の中では、IP網への接続が始まる2021年より前、つまり2020年中に対応すべきという話も出ております。(これについては別の記事でご説明する予定です。)

上記の問題により、最新のEDI導入が今まさに求められているのです。


5. ビジネスチャンスの拡大 ~新しい取引への影響~

EDIを導入しているかどうかにより、新しい取引の際に、影響がでてしまう可能性があることをご存知でしょうか。古くからお付き合いのあるお取引先では考え難いかもしれませんが、もし新しいお取引先がすべての仕入れ先とEDIで取引を行っている企業だった場合、一部企業のみ従来のFAXや電話等での注文を行う企業と取引することは、業務効率の悪化に繋がります。新たなお取引先と契約する際に、EDIでの取引が可能な企業を条件とすることが、今後急増すると予想されます。


最後に

当社ではアウトソーシングEDIサービス「STORES-EDI」を提供しております。現在の業務が大変だと思われていればいるほどに、効果を発揮するサービスとなっております。日々、様々な企業様からのご相談も受けており、十分な導入実績もございます。ご相談がある場合は、遠慮なくお問い合わせください。

併せて「システム管理者必見!EDIはクラウドを利用すべき3つの理由」という記事もございますので、是非ご覧になってください。

より詳しいことを知りたい方は、こちらまでお問い合わせください。

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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Kura Tomoki

Kura Tomoki

エンジニアとして入社後、マーケティングに興味を持ち現在勉強中。フレッシュさを保つことに限界を感じてきた社会人3年目。

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